出入国在留管理庁が発表した速報値によりますと、去年1年間に日本に入国した外国人はおよそ2583万人で、前の年と比べて2163万人、率にして515%増加しました。
外国人の入国者数は、新型コロナの影響で大きく落ち込みましたが、去年は、過去最多となった2019年の3119万人の80%余りまで回復しました。
このうち、新たに入国した外国人はおよそ2375万人で、国や地域別では
▽韓国が681万人と最も多く
次いで
▽台湾が407万人などとなっています。
在留資格別では
▽観光などの短期滞在が2313万人と最も多く
次いで
▽技能実習が18万人
▽留学が14万人などとなっています。
出入国在留管理庁は「おととし10月以降、新型コロナの水際対策が大きく緩和されたことが要因ではないか」と分析しています。