防衛省によりますと、吉田圭秀統合幕僚長は発熱などの体調不良を訴え、15日、都内にある自衛隊中央病院で診察を受けたということです。
その結果、過労のためしばらくの間静養が必要だとして、念のため入院したとしています。
復帰の時期は現時点で未定だとしています。
自衛隊制服組トップの統合幕僚長は、防衛大臣を補佐するとともに、部隊を実質的に指揮する役割も担っていて、入院中は南雲憲一郎統合幕僚副長が代わりに職務を行うということです。
吉田統合幕僚長は61歳で、先月以降、能登半島地震や自衛隊とアメリカ軍などとの大規模な指揮所演習で指揮をとるなどしていました。