市川市下水道部の次長の八田一生容疑者(59)は、市が2023年に発注した下水道に関する3件の公共工事の入札で、予定価格などの情報を漏らして建設会社「武内建設」に落札させ、その見返りなどとして、会社の代表取締役 武内剛容疑者(59)から飲食の接待を受けたとして、収賄などの疑いで逮捕され、31日に検察庁に送られました。
贈賄などの疑いで逮捕された武内代表取締役も、検察庁に送られました。
調べによりますと、次長は容疑を認め「多数回にわたり接待を受けていた」などと供述していますが、価格の情報以外にも、市の内部資料を代表取締役に渡していた疑いがあるということです。
市によりますと、次長は2016年度から下水道関連の仕事についていました。
2人は仕事を通じて以前から接点があり、警察は、癒着を深めたいきさつを詳しく調べています。