山形県内では7月25日の記録的な大雨で河川の氾濫や土砂災害が相次ぎ、3人が死亡したほか、多くの家屋が浸水被害を受けました。
最上川が氾濫した戸沢村では、浸水した住宅およそ300戸のうち、20戸が空き家とみられ、このうち1階の天井近くまで浸水した建物では、ボランティアが所有者の家族の立ち会いのもと、流れ込んだ泥やぬれた畳、家具などを運び出していました。
村によりますと、空き家の中には所有者と連絡が取れないため、片づけが進まないケースがあるということです。
さらに、避難した住民が戻らなければ、空き家が増えるのではと懸念しています。